No.10 未公開映像を含む約8時間の貴重なリストア映像によって構成されるオリジナル・ドキュメンタリー・シリーズとして、2021年11 月 25 日(木)・26 日(金)・27 日(土)、ディズニープラスにて3 話連続独占見放題で配信スタート(同HPより)

11月25日(木)は早朝に起床してディズニープラスに加入し、待ちに待ったGet Backを観ようと何度か確認しましたが画像のように予告編のみの状態が続き本編はなかなか配信されず...。その後、日本時間の18時になってからやっと1話が配信されました。
1〜3話は3 話連続独占見放題とのことで期間中1日1話配信され、当初は3日間限定の見放題と思われましたが、本日12月1日現在も引き続きディズニープラスで観ることができております。

映画Let It Beの暗い印象は一瞬で吹き飛んだ

長年後期は4人の仲が険悪でとくにGet Back Sessionの頃は最悪だったことが定説になっていました。今回配信されたGet Backでは時折Bandとしての意見のぶつかり合いはあるものの、先日のGet Back Bookで読んだ内容の通り笑顔で演奏を楽しんでいるシーンも多くこれまでの暗く重い印象が一瞬で吹き飛ぶような感動を味わうことができました。
本編では、1969年1月2日から31日まで行われたGet Back Sessionが日別カレンダーごとに区切られて展開され、まさにタイムマシーンに乗ってあの頃に行った気分が楽しめるようなドキュメンタリーに仕上げられております。

【とくに印象に残ったこと】
・ありのままの4人の姿(若いメンバー同士の談笑と意見のぶつかり合い)
・Paulの創作能力が無双レベル、数々の名曲が短時間に生み出されている(一方で強引にバンドを牽引するがゆえ他のメンバーとの衝突あり)
・画質音質とも最高であるが、その分機材が年代物であることが目立つ(この機材での演奏やレコーディングができたのは驚愕)
・スタジオでは演奏しながら常にビールやワインなどのお酒とタバコ、軽食を楽しんでいる
・楽譜やコード譜はなく、歌詞を書いた紙を見ながら演奏している(楽曲演奏の再現性が乏しい)
・Georgeは創作演奏力ともJohnやPaulに並ぶほど成長し、彼らの弟分扱いでなく自作を世に自由に問いたくてウズウズし、リーダーのJohnも素晴らしい楽曲を生み出すものの、そんな2人の成長に自信が揺らいでいるかの振る舞いや言動見られたことに驚いた
・初期〜中期同様、スタジオ録音開始の赤ランプが点灯すると真剣モードになる
・ルーフトップ直前までLIVE演奏を悩み、普段は意見が少ないRingoのやりたい宣言もあり実現へ。本番ではやっぱりBeatles=Live Bandだと認識
・31日のApple Studio Sessionはエンドロールでの一部収録となったことは残念

Ultra Blu-ray Disc 完全版での発売に期待!

今回映画館での放映がなかったことは残念ですが、配信では3話で6時間超の番組を楽しむことができました。
ネット上でも盤での発売が噂されておりますが、その際にはぜひ最終日1月31日のApple Studio Session完全版やディレクターズカットの内容も数時間追加収録した高画質・高音質盤での販売を期待したいです。

〜Get Back Bookの内容はこちらに紹介済みです

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