No.5 Rickenbacker 325 ギター弦

”Rickenbacker 325”の弦交換は、Bigsbyに弦を曲げながら固定しながら弦を巻く作業がほんとうに大変です。
最近はこだわりの弦を店頭で買う機会は減りましたが、Webでは比較的手に入れやすくなりほんとうに便利な世の中になりました。

以前はずっと”Rickenbacker 325”のギター弦にはこちらのFlat WoundのMediumかHeavy Gaugeタイプを使用していました。この弦はまさに弦の表面がフラットでつるつるしており、とくにシャープなカッティングとロックンロールリフでの極太い音が心地よいです。

最近ではRickenbacker社の ”Rickenbacker 325”などショートスケールギター用の専用弦を大人買いして使用しております。こちらはNickel Round Woundタイプで、通常のエレキギター弦に近く、Heavy Gaugeタイプでカッティングもリフもバランスよく弾くことができるのが特長です。


どちらの弦も”Rickenbacker 325”のビートルズサウンドを楽しめるとてもよい組み合わせで気に入っております。

私はビートルズを完全コピーできる腕前もありませんが、ビートルズファンとしてあの音が再現できた時にはうれしくなります。

以前ビートルズが使用していたのと同じタイプのVOX真空管アンプがあるライブハウスやスタジオで演奏させていただいたことがありましたが、やっぱり鳴りが違います。

ビートルズがアルバムABBEY ROADを録音した頃、ロンドン郊外のABBEY ROADスタジオの機材が真空管からトランジスタに変わった頃だったそうで、Georgeはとくに以前のような真空管サウンドを欲していたようです。
アナログ盤同様、機材でも古きよいサウンドが楽しめるんですね。