No.2 PLEASE PLAESE ME UK ORIGINAL GOLD PARLOPHONE (MONO)

このレコードは2010年当時円高の恩恵を受け、Londonのコレクターより譲ってもらいました。

やっぱりTHE BEATLESは最高のライブバンド!

レコードは年代物ながら、4人がはじめてのアルバム制作に向けてLondonのアビーロードスタジオで1日勝負で録音した熱気や空気がそのまま真空パックのように音溝に刻まれており、Paulの躍動感あふれるカウントからはじまり、当日は風邪をひいていたとは信じられないJohnのシャウト(咳き込む声)までFAB4の若く荒々しいサウンドがゴリゴリかつ爆裂に楽しめます。

MONO盤を楽しむならMONO専用カートリッジ

4人とスタッフがこだわって仕上げたMONO盤は、MONOカートリッジで楽しんでます。
ビートルズのMONO盤はMONOカートリッジで聴くと、幾分アナログ盤のスクラッチノイズも控えめに感じられるとともに、ボーカルが前面に飛び出してくる感じがあり、ポールのベースもブンブンとうなります。

ビートルズの60年代MONO盤は、オルトフォンMONO専用MMカートリッジでガツンと溝の音を拾いあげ楽しみます。
一方、70〜80年代以降のステレオ方式でカッティングされたMONO 再発盤は、溝にもやさしく、音質も良いMONOカートリッジ(MC型AT33MONO)で楽しんでます。

アナログの魅力は奥が深く、国ごとにジャケットはもちろん、デジタルと異なり1枚ごとに音質やバージョン違いなどが楽しめるのも魅力ですね。家族からは同じアルバムを何枚も集めてと言われますが・・・。
また機材はもちろん、カートリッジによってもMMかMCで楽しみ方が変わってきます。

ビートルズのアナログ盤についての参考書としては下記の本がおすすめですが、現在は絶版になり入手困難なようです。

最近では、移動中にはメモリータイプのウォークマンでハイレゾ音源を、自宅では5.1chやドルビーアトモスなど最新BOXのBlu-ray盤と合わせ、DVDやCD音源も楽しみます。

でもやっぱりじっくり聴きたい時は、アナログ盤。
デジタルでは味わえない音や空気感が恋しくなるんです。